丸太のポスト(柱)&ビーム(梁)の存在感
ポスト&ビームは、在来工法の真壁(しんかべ)の家と同じく、柱・梁の間に壁を入れていく工法。
構造材が化粧の材として表に現れるのが特徴で、日本の古民家にも多く見られる工法です。
室内も棟木や母屋(もや)を全て現し(あらわし)とし、迫力のある木組みを見せています。
外観は、総2階の南側に正十角形を半分に切った1階部分が張り出したデザイン。
半正十角形の張り出しは、お施主様のこだわりの空間で、リビングの一部です。
1階ウッドデッキも母屋の半正十角形に合わせた形です。
柱・梁など構造材に使用している丸太は、カナダ産のウェスタンレッドシーダー(米杉)。
植林ではなく、自然の森の中で種から育った「実生の木」で、目の詰まった最高の材です。
当社の設計を基にカナダで刻み、山梨まで運んできました。
外壁仕上げは、1階:チャネルサイディング(ウエスタンレッドシーダー縦張り)、2階:ジョリパット塗り壁。
内装仕上げは、勾配天井:パイン、壁:珪藻土塗り壁+腰壁(パイン)、床:赤松です。