マンガ「家づくり物語」②
大工さんの仕事の進み具合に合わせて、他の職人さんも入ります。
■配管・配線が終わって、大工さんは、家の内側の下地づくりと仕上げに入ります。
この期間は、家の大きさによりますが、大体3か月位です。
■ユニットバスは、メーカーの職人さんが施工します。
ユニットバスは、大工さんが床や内壁の仕上げに入る前に設置しておく必要があるので、工事の早い時期に施工されます。
■断熱材を施工した後、天井、床、内壁・間仕切り壁の順番んで仕上げていくのが多くの大工さん。
内壁と合わせて、大工さんの作る造作の家具などのあらましを決めていきます。
■天井と床の仕上げ材を張り終え、室内建具の枠材の加工が進んでいます。
家の外では、外壁の仕上げが同時進行しています。




*養生:職人用語で傷防御や雨防御のこと
室内のイメージができてきた頃、
キッチンや便器、塗り壁・クロスなどの「色」を決めていただきます。
■作り付けの食器棚、カウンター、下駄箱など、大工さんが造作する家具ができあがってきました。
階段が施工される頃になると、家の完成も間近になってきます。
■システムキッチンの搬入です。
いよいよ、人の住まいらしくなってきました。。
■内壁をクロスや塗り壁で仕上げる場合、大工さんが下地となるプラスターボードを施工します


*養生:職人用語で傷防御や雨防御のこと


*1階ウッドデッキの施工は足場撤去後
*なから=だいたい
お施主様には、照明器具、カーテンを選んでいただきます。

■薪ストーブ・ステージ施工
色々な職種の職人さんが同時進行で現場に入るのがこの時期。
職人さんのスケジュールをうまく組まないと、お引渡し前に大あわてになってしまいます。




*建物に作り付ける造作家具は、
大工さんが作るのが一般的です。


*わにわに=ごちゃごちゃ、へらへらなど多様な意味。
標準語化不可能


*ちょし=否定の意味。
「無理言っちょし」は「無理言わないで」。
■ユニットバスが室内工事の早い時期に施工されるのに対し、造作のお風呂は、多くの場合、工事の最終段階での施工になります。
大工さん、左官屋さん、設備やさん、3者協力しての施工です




*げにげに=本当に、全くのような意味




■ついに、床の養生(保護材)も取れ、お引き渡し前のクリーニングをしています。
後は、カーテンを付けるだけです。
*写真の家は、床も色を塗るので、クリーニング後、もう一度塗装やさんが入ります。


無事完成、お施主様にお引き渡しとなりました。